浦和競馬場(埼玉県)
1948(昭23)年〜

粕壁(春日部)競馬場にて地方競馬では無く軍用保護馬の鍛練競走が行われていたが
戦後になると馬匹組合などによる法的根拠のない競馬開催
いわゆる
闇競馬が行われた

その競馬開催を
戦後の現行競馬法に基づいて施行する場所として
大雨のたびに川の水が溢れたが
ウナギがよく獲れた
一級河川の藤右衛門川上流の大谷場が選ばれ
そこに
埼玉県馬匹組合連合会により浦和競馬場が建設された
地方自治体の主催として最初に開催された地方競馬の競馬場となる

1948(昭23)年:
埼玉県馬匹組合連合会による第一回浦和競馬が開催される
同年、
新競馬法公布により埼玉県が継承し
9月23日から
埼玉県営競馬として県単独の開催が続けられた



<昭和34年・埼玉県主催・連勝式勝馬投票券>


その後、
浦和市(現:さいたま市)主催による開催や
1977(昭52)年:
埼玉県浦和競馬組合が設立され
熊谷市、埼玉県川辺領競馬組合(利島村、川辺村、原道村、元和村、東村にて構成)
など
風水害にあった地区による開催も施行された


1周1,200mの左回り平坦コース
コース内を一級河川の藤右衛門川が流れ、コース上には橋が2か所存在する
その内馬場は公園として整備され
競馬開催日以外は一般開放されている
開催日、非開催日問わず
浦和競馬場には多くの人々が集まっている



浦和市大谷場